つらつらと萌えをぶちまけるためのブログ。ブログ内にある画像、文は転載禁止です。
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ど う し て こ れ で 終 わ ら な か っ た
2からの続きです。まだ続く模様です。
話の成り行きでカカサク的展開になっています。ご注意を。
例のごとくサクラ視点です。
2からの続きです。まだ続く模様です。
話の成り行きでカカサク的展開になっています。ご注意を。
例のごとくサクラ視点です。
前に二人の気持ち聞いてみたわけだけど。
とんでもない両片思いなのがわかりました。
サスケ君が意地はってというか、まだ理解してなくて悶々としてる。さらに、ナルトはサスケ君がつれないから拗ねてる、ってところね。
なあに? この少女漫画的展開。
まぁ、きっといつか気付くでしょう。
って思って早一ヶ月。
事態はさらに悪化して、サスケ君がお前にあんまり会いたくねえってナルトに言っちゃうし。
そろそろやばいかもしれないわね。
気付いてるんだかわかんないけど、カカシ先生に相談してみようかな。
あくる日。任務報告にくるだろうとおもって火影様の部屋の前で待ち伏せ。
数十分待って、きた。まぁ何時間もまつよりよかった。
私をみたカカシ先生の左眼が見開かれる。
「何でここにいるの」
「・・・相談があって。任務報告してきたあとでいいから、付き合ってくれません?」
「そりゃいいけど・・・まさか俺がここにこなかったらサクラどうするつもりだったの」
「一時間したら周りの人か火影様に聞いてた」
「あ、そう・・・じゃあちょっといって来るね」
そういってカカシ先生は部屋へと入ってった。
整理はしてたつもりだけど、はてさて、どうやって話したらいいのかしら。
場所は変わって周りは静かで人気のないところにきた。
私たち二人はベンチに腰掛けている。
話をするには絶好かも。
再起に沈黙を破ったのはカカシ先生だった。
「で、話って何? イチャパラは貸さないよ」
先生は自然な流れで言った。
呆れたような声で返す。
「冗談よしてください・・・興味・・・なくもないですけど今回は違うんです」
今回はってことは次回とかに貸してっていいに来るのだろうか。
思わせぶりな発言しちゃったわ。
「ナルトとサスケ君のことなんですけど」
「あー、あいつらギクシャクしてるね」
「で、あの・・・他人のことだからどうでもいいで流そうと思ったんですが・・・」
ここで彼の二人に聞いた話をカカシ先生に話す。
終始ふーん、とか気のない返事を返してきたけど。
一通り話し終えた後にカカシ先生が私の目を見て言う。
「それで、サクラはナルトとサスケをどうしたいの?」
「それは・・・」
そうだった。
今までこうして考えてきたけど、結果的にすべて自己満足というか、勝手に行動してただけ。
一番大事なところが欠落していた。
私はどうしたいんだろう。
「・・・サクラ、サクラ」
ハッと気付くと横にちょっと心配そうに見てくるカカシ先生がいる。
反応がなくなった私に声をかけてくれたんだろう。
考えるのに耽っていたらしい。
合法的にどうなんだろうとも思ったんだけど、自分なりの答えは出た。
「カカシ先生、私は二人を手っ取り早くくっつけたいです。
そりゃ、勝手にさせとけばいいのにって思うだろうけど・・・。
何より、二人の笑顔を最近見てないから・・・」
そう、ギクシャクしはじめてから笑顔は数えられるくらいに減ってしまった。
それが悲しくて。
我侭すぎる私の考えに先生は冷たく言い放つ。
「うん、本当にほっとけばいいのに」
この一言が私の心につきささった。
脆いなあ、自分。こんなこと無駄だったかな。
下を向いてしまう。
「ま、でも俺もアイツらには気疲れしてきたしね。こういっては何だけど、そろそろ終わらせてもらわないと」
それに、サクラは二人の笑顔見たいんでしょ? と優しい顔でいってくる。
さっきあれだけ冷たく突っぱねておきながら。
私は奥でこらえていた涙を出してしまった。
「酷いじゃない!」
こつん、とカカシ先生の額あてにこぶしを当てた。
はは、と乾いたようなカカシ先生の笑い声が冷えた私の心の中に響いた。
とんでもない両片思いなのがわかりました。
サスケ君が意地はってというか、まだ理解してなくて悶々としてる。さらに、ナルトはサスケ君がつれないから拗ねてる、ってところね。
なあに? この少女漫画的展開。
まぁ、きっといつか気付くでしょう。
って思って早一ヶ月。
事態はさらに悪化して、サスケ君がお前にあんまり会いたくねえってナルトに言っちゃうし。
そろそろやばいかもしれないわね。
気付いてるんだかわかんないけど、カカシ先生に相談してみようかな。
あくる日。任務報告にくるだろうとおもって火影様の部屋の前で待ち伏せ。
数十分待って、きた。まぁ何時間もまつよりよかった。
私をみたカカシ先生の左眼が見開かれる。
「何でここにいるの」
「・・・相談があって。任務報告してきたあとでいいから、付き合ってくれません?」
「そりゃいいけど・・・まさか俺がここにこなかったらサクラどうするつもりだったの」
「一時間したら周りの人か火影様に聞いてた」
「あ、そう・・・じゃあちょっといって来るね」
そういってカカシ先生は部屋へと入ってった。
整理はしてたつもりだけど、はてさて、どうやって話したらいいのかしら。
場所は変わって周りは静かで人気のないところにきた。
私たち二人はベンチに腰掛けている。
話をするには絶好かも。
再起に沈黙を破ったのはカカシ先生だった。
「で、話って何? イチャパラは貸さないよ」
先生は自然な流れで言った。
呆れたような声で返す。
「冗談よしてください・・・興味・・・なくもないですけど今回は違うんです」
今回はってことは次回とかに貸してっていいに来るのだろうか。
思わせぶりな発言しちゃったわ。
「ナルトとサスケ君のことなんですけど」
「あー、あいつらギクシャクしてるね」
「で、あの・・・他人のことだからどうでもいいで流そうと思ったんですが・・・」
ここで彼の二人に聞いた話をカカシ先生に話す。
終始ふーん、とか気のない返事を返してきたけど。
一通り話し終えた後にカカシ先生が私の目を見て言う。
「それで、サクラはナルトとサスケをどうしたいの?」
「それは・・・」
そうだった。
今までこうして考えてきたけど、結果的にすべて自己満足というか、勝手に行動してただけ。
一番大事なところが欠落していた。
私はどうしたいんだろう。
「・・・サクラ、サクラ」
ハッと気付くと横にちょっと心配そうに見てくるカカシ先生がいる。
反応がなくなった私に声をかけてくれたんだろう。
考えるのに耽っていたらしい。
合法的にどうなんだろうとも思ったんだけど、自分なりの答えは出た。
「カカシ先生、私は二人を手っ取り早くくっつけたいです。
そりゃ、勝手にさせとけばいいのにって思うだろうけど・・・。
何より、二人の笑顔を最近見てないから・・・」
そう、ギクシャクしはじめてから笑顔は数えられるくらいに減ってしまった。
それが悲しくて。
我侭すぎる私の考えに先生は冷たく言い放つ。
「うん、本当にほっとけばいいのに」
この一言が私の心につきささった。
脆いなあ、自分。こんなこと無駄だったかな。
下を向いてしまう。
「ま、でも俺もアイツらには気疲れしてきたしね。こういっては何だけど、そろそろ終わらせてもらわないと」
それに、サクラは二人の笑顔見たいんでしょ? と優しい顔でいってくる。
さっきあれだけ冷たく突っぱねておきながら。
私は奥でこらえていた涙を出してしまった。
「酷いじゃない!」
こつん、とカカシ先生の額あてにこぶしを当てた。
はは、と乾いたようなカカシ先生の笑い声が冷えた私の心の中に響いた。
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