つらつらと萌えをぶちまけるためのブログ。ブログ内にある画像、文は転載禁止です。
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5になってしまいました。方向性が皆無になってしまいましたがどうしましょうか。
まだ続きます・・・
気長にお待ちくだせえ!
あ、視点は誰でもない、というか4と同じですー
まだ続きます・・・
気長にお待ちくだせえ!
あ、視点は誰でもない、というか4と同じですー
「お前の助けなんて要らなかったのに・・・」
ふらり、と降下しそうになるサスケは何とかナルトによって食い止められた。
原因は単に立ちくらみだった。。急に上を見て立とうとしたところ・・・という訳だ。
自分の真っ赤に染まった顔を見られてサスケはご立腹だ。
休憩をとることにしたが雰囲気は最悪である。
サスケが言葉を発したのは、先ほどの冷たい一言だけだった。
そんなサスケの様子をみてナルトの今の今まで煮えたぎっていた怒りはついに溢れる。
「何だよ! いつもいつも俺のやったことにケチつけたり! しかも今回助けてやったってのに礼の一つも無しかよッ!」
ナルトの横に座っていたサスケは何も言わなかった。ただ、下を向いている。
ナルトはすっと立ち上がり、サスケを指差した。
「もう・・・お前なんかっ、大嫌いだ!」
その言葉を聴いてサスケはゆるゆると顔を上げ、ナルトを見る。
蒼眼がこちらを睨み付けるように見ている。
サスケは返事を言おうと口を開いた。
「ああ、清清する。お前なんて・・・」
けれど、言いかけて止めた。
そんなこと、言える訳がない。
無言の時間がなだれのように押しかけてくる。ああ、また何も言わないのか、って言われてしまう。
しかし、ナルトの対応は異なった。
「・・・サスケ、何で、泣いてるんだってばよ」
「・・・・・・」
ナルトが心配そうにのぞいてくる。さっき大嫌い、だなんていっておきながらこれだ。
だから、期待してしまうじゃないか。
堰を切ったかのように涙が零れてくる。
止めようとはしなかった、というよりは止めるすべを知らなかった。
「・・・お前がどう思おうと勝手だが、俺は・・・」
引き攣った声が出る。泣いている所為だ、と理由づけて、言葉を紡いだ。
「俺は、お前のことが、好きなんだと、思う」
囁かれた言葉は、しっかりとナルトに届いた。
単語と単語を繋ぎ合わせたような、そんなメッセージ。それが今は精一杯だった。
サスケは顔を見るのが怖くて、下を向いてしまう。ナルトは今、どんな顔をしているんだろう。
想像するのさえ恐ろしくてついに顔をひざにうずめてしまった。
ナルトはサスケの言葉を真に聞いてしまって、正直どうしていいのかわからないといった様子だ。
いつもは魯鈍な思考回路が面白いほどに回転した。
(好き・・・? つまり、今までの冷てぇ行動すべてはサスケの空回り・・・?)
時間が経てば経つほどに、今までのサスケの言動、行動の意図が読めてくる。
そのうち、ナルトの顔はぼんっと赤くなった。
とにかく、この状況をどうにかしないと、とナルトはサスケに呼びかけた。
ふらり、と降下しそうになるサスケは何とかナルトによって食い止められた。
原因は単に立ちくらみだった。。急に上を見て立とうとしたところ・・・という訳だ。
自分の真っ赤に染まった顔を見られてサスケはご立腹だ。
休憩をとることにしたが雰囲気は最悪である。
サスケが言葉を発したのは、先ほどの冷たい一言だけだった。
そんなサスケの様子をみてナルトの今の今まで煮えたぎっていた怒りはついに溢れる。
「何だよ! いつもいつも俺のやったことにケチつけたり! しかも今回助けてやったってのに礼の一つも無しかよッ!」
ナルトの横に座っていたサスケは何も言わなかった。ただ、下を向いている。
ナルトはすっと立ち上がり、サスケを指差した。
「もう・・・お前なんかっ、大嫌いだ!」
その言葉を聴いてサスケはゆるゆると顔を上げ、ナルトを見る。
蒼眼がこちらを睨み付けるように見ている。
サスケは返事を言おうと口を開いた。
「ああ、清清する。お前なんて・・・」
けれど、言いかけて止めた。
そんなこと、言える訳がない。
無言の時間がなだれのように押しかけてくる。ああ、また何も言わないのか、って言われてしまう。
しかし、ナルトの対応は異なった。
「・・・サスケ、何で、泣いてるんだってばよ」
「・・・・・・」
ナルトが心配そうにのぞいてくる。さっき大嫌い、だなんていっておきながらこれだ。
だから、期待してしまうじゃないか。
堰を切ったかのように涙が零れてくる。
止めようとはしなかった、というよりは止めるすべを知らなかった。
「・・・お前がどう思おうと勝手だが、俺は・・・」
引き攣った声が出る。泣いている所為だ、と理由づけて、言葉を紡いだ。
「俺は、お前のことが、好きなんだと、思う」
囁かれた言葉は、しっかりとナルトに届いた。
単語と単語を繋ぎ合わせたような、そんなメッセージ。それが今は精一杯だった。
サスケは顔を見るのが怖くて、下を向いてしまう。ナルトは今、どんな顔をしているんだろう。
想像するのさえ恐ろしくてついに顔をひざにうずめてしまった。
ナルトはサスケの言葉を真に聞いてしまって、正直どうしていいのかわからないといった様子だ。
いつもは魯鈍な思考回路が面白いほどに回転した。
(好き・・・? つまり、今までの冷てぇ行動すべてはサスケの空回り・・・?)
時間が経てば経つほどに、今までのサスケの言動、行動の意図が読めてくる。
そのうち、ナルトの顔はぼんっと赤くなった。
とにかく、この状況をどうにかしないと、とナルトはサスケに呼びかけた。
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