つらつらと萌えをぶちまけるためのブログ。ブログ内にある画像、文は転載禁止です。
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相互祝いでプレゼントなのです。本当にありがとうございます!
イタサスで、サスケが勝手に嫉妬する感じです。悶々。
サスケ目線 途中からイタチ目線にかわります。で、また最後サスケ目線に戻るというややこしい感じになっております。
超ありきたりな話になるかもしれませんがご了承を!
王道しかかけないからこうなるんですごめんなさい
イタチが里を抜けなかったら、で16歳×11歳。
イタサスで、サスケが勝手に嫉妬する感じです。悶々。
サスケ目線 途中からイタチ目線にかわります。で、また最後サスケ目線に戻るというややこしい感じになっております。
超ありきたりな話になるかもしれませんがご了承を!
王道しかかけないからこうなるんですごめんなさい
イタチが里を抜けなかったら、で16歳×11歳。
確認しておこう。俺の兄さんは一言で言えばモテる。
アカデミーに居た頃には何かするたびにもてはやされ、笑顔なんか向けた日には家に帰るまで女子に付きまとわれる。
下忍だった頃にも一緒になった班の人が兄さんに目をつけ任務にならなかったり。
今ではほとんど落ち着いてきたが、たまに町を歩いていると声をかけられたりするそうだ。
・・・兄さんは優しいから、曖昧に返事して絶対にふらないんだ。だからこうして今も女子にモテるのだ。
前に一度、キッパリ断ってみたら? と提案したことがあったが、無論却下された。かわいそうだろ、と言われて。
それに、サスケが一番だからと後に付け加えられて急いで自室に戻った。
なるほど兄さんの笑顔に卒倒する女子の気持ちがわかるな。
そんな兄さんは今は甘栗甘に団子を買いにいっている。
なんだか、帰りが遅い気がする。
心配になって、母さんに行ってくると一言言って玄関を出る。
まさか女性をたぶらかしているんじゃないだろうな、と脳裏に過ぎったが、ありえないと一蹴した。
なにはともあれ、早めに行ったほうがいいだろ、と少し小走りになってその場所へと向かった。
甘栗甘から20m前にまで着いた。
あ、兄さんだ。と思って声をかけようとした、が。
まさかと思ったことっていやな方向のものほど当たるんだよな。
イタチが、長い茶色の美人そうな人にキスしてる?
そんな光景を見たあまり、呼ぶ声は口のどこかでかき消されてしまった。
目を丸くして見ていたが、耐えられなくなって家に向かって走り出した。
何で? あの時一番って言ったじゃないか。アレはその場凌ぎの甘言だったのか。何で。
怒りと同時に涙がこみ上げてきた。疑問は手に抱えきれないほど。
もう、兄さんなんて知らない。嫌いだ。
心の中でそう叫びながら走り続けた。
俺が家に帰ってすぐに兄さんは帰ってきた。
ただいま、と挨拶が来るが自分は返事をしない。あんな物を見たあとでそう平然とできるものか。
サスケ、と声がかかる。思わず肩を少しあげてしまった。
「・・・サスケ、何を拗ねているんだ」
問われたけど、答えない。自分で気付くまでもう知らない、と。
無言を貫いた。
つくづく自分って嫌な奴だな、と毒づいた。
あぁ、困ったな。他人事のように思われるかもしれないけど、結構重大な問題だ。
何せ、拗ねている理由が分からない。
少しくらい話してくれたって良いじゃないか、とも思った。
しかしこれは兄としての自分に与えられた試練なのかもしれない。
俺は自分の記憶を遡っていった。
あ、と思い当たる節に辿り着いた。遡る必要あったのだろうか。
さっきの女性とのやりとりが原因かもしれない。彼女とあれこれ言っていた間にサスケは来てたのかも。
走り去るのは見えた。だから女性は早めに撒いてきた。
んー、と間延びしたような声を小さくだして、サスケの横へと歩みだした。
「サスケ。何を勘違いしているのか知らないが」
「いいよ言わなくたって。もう兄さんなんて」
ああ、涙目になってしまって。いたたまれないことこの上ない。
「さっきの女性なんだが」
そう言ったとたん、サスケがばっとこっちを向いた。
大粒の涙が今にもこぼれそうだ。
「あの人と付き合ってるんでしょ!? わかってるよ!」
やっぱりそのことか。予想がまんまと的中して、笑いそうになるのをこらえる。
幸い表情には出ていなかったようで少しほっとした。
「あの人は、勝手に俺に寄ってきた人だ」
「なんだよ。じゃあ何で・・・キス、なんて・・・」
「キス?」
今度こそ顔に出そうになった。いや、出てたのかもしれない。
サスケが涙目になっていたおかげで見えなかったようだが。
「アレは顔についていたゴミを取っただけだ。キスなんてしてないよ」
「え?」
大きく目を見開いて、こちらを見てくる。溜めていた涙がポロ、と落ちる。
結果的にこれはサスケの勘違い、というところか。
事を知ったサスケは勘違いした自分を恥じるように顔を赤く染め、そっぽを向いてしまった。
「・・・サスケ」
サスケが振り向いた瞬間、顔を支えて口に口付けをする。
薄く目を開くと状況が全く分からないといった様子でサスケが目をパチパチさせている。
少し、意地悪をしてみたくなった。
あわせた状態から舌で口を開けさせ、進入する。
んん、とサスケから声がする。
少しだけサスケの舌と自分のをからめて離した。
サスケははっはっ、と空気が足りない肺を潤していく。
「こんなことをするのはお前だけだ。何時だって、サスケが俺の一番だからな」
にこ、と微笑むと、まだ整っていない呼吸のまま部屋を出て行ってしまった。
やっぱり駄目だったか、と苦笑した。
俺の兄さんは、一言で言えばモテる。
それは今もなおで、俺はたまに嫉妬してしまっていた。
けれど、今はそんなことない。
いつまでも、兄さんは俺の兄さんだから。
アカデミーに居た頃には何かするたびにもてはやされ、笑顔なんか向けた日には家に帰るまで女子に付きまとわれる。
下忍だった頃にも一緒になった班の人が兄さんに目をつけ任務にならなかったり。
今ではほとんど落ち着いてきたが、たまに町を歩いていると声をかけられたりするそうだ。
・・・兄さんは優しいから、曖昧に返事して絶対にふらないんだ。だからこうして今も女子にモテるのだ。
前に一度、キッパリ断ってみたら? と提案したことがあったが、無論却下された。かわいそうだろ、と言われて。
それに、サスケが一番だからと後に付け加えられて急いで自室に戻った。
なるほど兄さんの笑顔に卒倒する女子の気持ちがわかるな。
そんな兄さんは今は甘栗甘に団子を買いにいっている。
なんだか、帰りが遅い気がする。
心配になって、母さんに行ってくると一言言って玄関を出る。
まさか女性をたぶらかしているんじゃないだろうな、と脳裏に過ぎったが、ありえないと一蹴した。
なにはともあれ、早めに行ったほうがいいだろ、と少し小走りになってその場所へと向かった。
甘栗甘から20m前にまで着いた。
あ、兄さんだ。と思って声をかけようとした、が。
まさかと思ったことっていやな方向のものほど当たるんだよな。
イタチが、長い茶色の美人そうな人にキスしてる?
そんな光景を見たあまり、呼ぶ声は口のどこかでかき消されてしまった。
目を丸くして見ていたが、耐えられなくなって家に向かって走り出した。
何で? あの時一番って言ったじゃないか。アレはその場凌ぎの甘言だったのか。何で。
怒りと同時に涙がこみ上げてきた。疑問は手に抱えきれないほど。
もう、兄さんなんて知らない。嫌いだ。
心の中でそう叫びながら走り続けた。
俺が家に帰ってすぐに兄さんは帰ってきた。
ただいま、と挨拶が来るが自分は返事をしない。あんな物を見たあとでそう平然とできるものか。
サスケ、と声がかかる。思わず肩を少しあげてしまった。
「・・・サスケ、何を拗ねているんだ」
問われたけど、答えない。自分で気付くまでもう知らない、と。
無言を貫いた。
つくづく自分って嫌な奴だな、と毒づいた。
あぁ、困ったな。他人事のように思われるかもしれないけど、結構重大な問題だ。
何せ、拗ねている理由が分からない。
少しくらい話してくれたって良いじゃないか、とも思った。
しかしこれは兄としての自分に与えられた試練なのかもしれない。
俺は自分の記憶を遡っていった。
あ、と思い当たる節に辿り着いた。遡る必要あったのだろうか。
さっきの女性とのやりとりが原因かもしれない。彼女とあれこれ言っていた間にサスケは来てたのかも。
走り去るのは見えた。だから女性は早めに撒いてきた。
んー、と間延びしたような声を小さくだして、サスケの横へと歩みだした。
「サスケ。何を勘違いしているのか知らないが」
「いいよ言わなくたって。もう兄さんなんて」
ああ、涙目になってしまって。いたたまれないことこの上ない。
「さっきの女性なんだが」
そう言ったとたん、サスケがばっとこっちを向いた。
大粒の涙が今にもこぼれそうだ。
「あの人と付き合ってるんでしょ!? わかってるよ!」
やっぱりそのことか。予想がまんまと的中して、笑いそうになるのをこらえる。
幸い表情には出ていなかったようで少しほっとした。
「あの人は、勝手に俺に寄ってきた人だ」
「なんだよ。じゃあ何で・・・キス、なんて・・・」
「キス?」
今度こそ顔に出そうになった。いや、出てたのかもしれない。
サスケが涙目になっていたおかげで見えなかったようだが。
「アレは顔についていたゴミを取っただけだ。キスなんてしてないよ」
「え?」
大きく目を見開いて、こちらを見てくる。溜めていた涙がポロ、と落ちる。
結果的にこれはサスケの勘違い、というところか。
事を知ったサスケは勘違いした自分を恥じるように顔を赤く染め、そっぽを向いてしまった。
「・・・サスケ」
サスケが振り向いた瞬間、顔を支えて口に口付けをする。
薄く目を開くと状況が全く分からないといった様子でサスケが目をパチパチさせている。
少し、意地悪をしてみたくなった。
あわせた状態から舌で口を開けさせ、進入する。
んん、とサスケから声がする。
少しだけサスケの舌と自分のをからめて離した。
サスケははっはっ、と空気が足りない肺を潤していく。
「こんなことをするのはお前だけだ。何時だって、サスケが俺の一番だからな」
にこ、と微笑むと、まだ整っていない呼吸のまま部屋を出て行ってしまった。
やっぱり駄目だったか、と苦笑した。
俺の兄さんは、一言で言えばモテる。
それは今もなおで、俺はたまに嫉妬してしまっていた。
けれど、今はそんなことない。
いつまでも、兄さんは俺の兄さんだから。
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