つらつらと萌えをぶちまけるためのブログ。ブログ内にある画像、文は転載禁止です。
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相互祝いでプレゼントなのです。本当にありがとうございます!
現代パロ芸術コンビになりました。片思い→両片思いみたくなっちゃいました。
一話に収めようとして切羽詰りましたごめんなさい。
途中いたちさんが出てきます^::^
月見様に限りお持ち帰り可能です。
追記:よくよく見直してみないでもデイダラとサソリ会話してねえ!!!!!!!11111111
ばかあwwwwwwああwwwwばかあwwwwwwww
ごめんなさい・・・>orz
現代パロ芸術コンビになりました。片思い→両片思いみたくなっちゃいました。
一話に収めようとして切羽詰りましたごめんなさい。
途中いたちさんが出てきます^::^
月見様に限りお持ち帰り可能です。
追記:よくよく見直してみないでもデイダラとサソリ会話してねえ!!!!!!!11111111
ばかあwwwwwwああwwwwばかあwwwwwwww
ごめんなさい・・・>orz
デイダラは、ある特殊企業に属している。暁、という名前の。
とはいっても普通の会社と違うのはメンバーの選別が他の会社よりも格段に厳しいだけで、デイダラは傍から見たら普通のサラリーマン同然である。
この暁という会社は才能があれば中卒であっても受け入れる。
経歴など問題外なのだ。
斯く言うデイダラも実は高校を中退してきた。
いじめとかそういうのじゃなく、ただ単に『飽きた』。それだけだった。
両親も幼い頃に亡くし、途方もなくふら付いていたところを社長のペインに誘われた。
デイダラは最初はしぶしぶ、という感じだったが入ってみたらどうだ。個性豊かな人材、すぐやれば終わりそうな仕事、そして何より何時だってデイダラを楽しませるようなものがあった。
それが一緒に組むことになったサソリという見た目13歳くらいの人だ。
先輩にこっそり聞いてみたらそんなの見当違い。デイダラより遥かに年上だった。世の中にはいろんな人がいるなあと実感させられるデイダラだった。
最初は無口だったサソリも、デイダラが仕事中に言う無駄口のおかげでそれとなく話すようになった。
一人で作業するほうが好きだったサソリ。
しかし、デイダラが病気をして休んだ日には何故か寂しいという感情が沸き起こるようになった。
どうしたことかデイダラと一緒にやる仕事を楽しみにしている自分がいたのだ。
それを自覚するようになってサソリは無意識にデイダラを避けるようになってしまった。
なんとなく避けているサソリをデイダラは病気で休んで自分のぶんの仕事まで押し付けてしまったのが原因かと考えた。
一人で悩んでいても解決の糸口は見つからない。
昼休みにうちはイタチという先輩を訪ねてみることにした。
イタチは屋上で風に吹かれていた。
暖かい南風。時期はまだ春へ向かう途中だ。
今日は比較的暖かいので屋上で一人昼食を食べることにしたようだ。
「あ、あの・・・」
デイダラはイタチに話しかけた。イタチと喋るのは入って入社式をやった直後の一回しかないため、流石にどう声をかけていいのかわからない。
「・・・デイダラ君かな、どうした?」
「あの、うちは先輩」
「イタチでいいよ」
「いっ、イタチ、ちょっと相談があるんだ・・・うん」
うちはイタチという男は気難しいと思ったら意外と気さくな奴だった。
デイダラはすぐに仲良くなっていった。
「で、相談とは?」
「最近、サソリ先輩に避けられてるんだ・・・うん・・・」
「あぁ、あの人最近俺から見ても挙動不審な面がある。なにか悩み事でもあるのかな」
悩み・・・?
デイダラはそんな考え全くなかったようだ。機嫌が悪いのかなくらいしか考えてなかった。
イタチは、ふと微笑みながら「デイダラ君、君がパートナーなのだから相方の感情の機微くらい見極めた方がいいよ?」と青い晴れた空を見上げて言った。
何か知っているのかな、とデイダラは思ったが、イタチの言い分も尤もなので今からサソリを探すことにした。
「ありがとな!イタチ!」
「ん、いつでもおいで」
走り去るデイダラに手を振った。
デイダラがいなくなったのを確認してイタチはくすり、と笑った。
(あの二人、気付いてないな。俺はそんなに相談役っぽいのかな?
それにしてもあのままだと平行線のように交わらないままで時が過ぎそうだな。
サソリはデイダラを避け、デイダラはその想いに気付かぬまま・・・か)
数分前にイタチはサソリからも相談を受けていたのだ。
あいつと一緒にいると何か変だ、と。
その感情の正体をイタチは知っていた。けれど言わなかった。
自分で気付いて自分たちで解決してほしいものだ、と。
デイダラがサソリを見つけて相談に乗ろうとするまで後3分。
サソリがデイダラを見つけて心臓が高鳴るのを感じるまで後4分。
サソリがデイダラに抱く思いの真相を知ることになるまで後6分。
さて、彼らが交わるまで後何分?
とはいっても普通の会社と違うのはメンバーの選別が他の会社よりも格段に厳しいだけで、デイダラは傍から見たら普通のサラリーマン同然である。
この暁という会社は才能があれば中卒であっても受け入れる。
経歴など問題外なのだ。
斯く言うデイダラも実は高校を中退してきた。
いじめとかそういうのじゃなく、ただ単に『飽きた』。それだけだった。
両親も幼い頃に亡くし、途方もなくふら付いていたところを社長のペインに誘われた。
デイダラは最初はしぶしぶ、という感じだったが入ってみたらどうだ。個性豊かな人材、すぐやれば終わりそうな仕事、そして何より何時だってデイダラを楽しませるようなものがあった。
それが一緒に組むことになったサソリという見た目13歳くらいの人だ。
先輩にこっそり聞いてみたらそんなの見当違い。デイダラより遥かに年上だった。世の中にはいろんな人がいるなあと実感させられるデイダラだった。
最初は無口だったサソリも、デイダラが仕事中に言う無駄口のおかげでそれとなく話すようになった。
一人で作業するほうが好きだったサソリ。
しかし、デイダラが病気をして休んだ日には何故か寂しいという感情が沸き起こるようになった。
どうしたことかデイダラと一緒にやる仕事を楽しみにしている自分がいたのだ。
それを自覚するようになってサソリは無意識にデイダラを避けるようになってしまった。
なんとなく避けているサソリをデイダラは病気で休んで自分のぶんの仕事まで押し付けてしまったのが原因かと考えた。
一人で悩んでいても解決の糸口は見つからない。
昼休みにうちはイタチという先輩を訪ねてみることにした。
イタチは屋上で風に吹かれていた。
暖かい南風。時期はまだ春へ向かう途中だ。
今日は比較的暖かいので屋上で一人昼食を食べることにしたようだ。
「あ、あの・・・」
デイダラはイタチに話しかけた。イタチと喋るのは入って入社式をやった直後の一回しかないため、流石にどう声をかけていいのかわからない。
「・・・デイダラ君かな、どうした?」
「あの、うちは先輩」
「イタチでいいよ」
「いっ、イタチ、ちょっと相談があるんだ・・・うん」
うちはイタチという男は気難しいと思ったら意外と気さくな奴だった。
デイダラはすぐに仲良くなっていった。
「で、相談とは?」
「最近、サソリ先輩に避けられてるんだ・・・うん・・・」
「あぁ、あの人最近俺から見ても挙動不審な面がある。なにか悩み事でもあるのかな」
悩み・・・?
デイダラはそんな考え全くなかったようだ。機嫌が悪いのかなくらいしか考えてなかった。
イタチは、ふと微笑みながら「デイダラ君、君がパートナーなのだから相方の感情の機微くらい見極めた方がいいよ?」と青い晴れた空を見上げて言った。
何か知っているのかな、とデイダラは思ったが、イタチの言い分も尤もなので今からサソリを探すことにした。
「ありがとな!イタチ!」
「ん、いつでもおいで」
走り去るデイダラに手を振った。
デイダラがいなくなったのを確認してイタチはくすり、と笑った。
(あの二人、気付いてないな。俺はそんなに相談役っぽいのかな?
それにしてもあのままだと平行線のように交わらないままで時が過ぎそうだな。
サソリはデイダラを避け、デイダラはその想いに気付かぬまま・・・か)
数分前にイタチはサソリからも相談を受けていたのだ。
あいつと一緒にいると何か変だ、と。
その感情の正体をイタチは知っていた。けれど言わなかった。
自分で気付いて自分たちで解決してほしいものだ、と。
デイダラがサソリを見つけて相談に乗ろうとするまで後3分。
サソリがデイダラを見つけて心臓が高鳴るのを感じるまで後4分。
サソリがデイダラに抱く思いの真相を知ることになるまで後6分。
さて、彼らが交わるまで後何分?
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