つらつらと萌えをぶちまけるためのブログ。ブログ内にある画像、文は転載禁止です。
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誕生日オメデトオオオオオオオオン!!!!!!!!!!
なんというかこう アニメで号泣したわ
やばい今回兄さんひいきです!??!?!!?
ナルトの回想シーンからずっとないてました
え、あ、更新停滞は土下座しますね
まあ誕生日ってことでそっこうで作りました小説!
おかげでいつもの文にくわえまくってひどい感じになりましたが愛をいっぱいつめこんだつもり!
イタサスです・・・第二期の事実しった後ということで。
続きからどうぞ!
なんというかこう アニメで号泣したわ
やばい今回兄さんひいきです!??!?!!?
ナルトの回想シーンからずっとないてました
え、あ、更新停滞は土下座しますね
まあ誕生日ってことでそっこうで作りました小説!
おかげでいつもの文にくわえまくってひどい感じになりましたが愛をいっぱいつめこんだつもり!
イタサスです・・・第二期の事実しった後ということで。
続きからどうぞ!
天国。
生きているときはそんなものは存在しない。そう思っていたのだが意外とあるようだ。
・・・と、いうより現世に何か遺したものがある人が仮として住まうところのようだ。
死んだあの日からずっと下界の彼を見守り続けている。
俺が望んだようにはならなかったようだ。しかし、サスケの思うように、一番成したいことをしているのなら俺は応援しようとおもう。だからこうしてずっと見続けている。
今日も今日とて復讐なのだろうか、と日が昇ったときため息をついたものだが、どうやら違うらしい。
いつものように雲の上から下を透かす様に見ていると、横でふわりと赤毛の彼がきて腰をかけた。
「・・・サソリか」
「よ。今日のお前の可愛い弟はどうだ」
からかうように質問してきたが、気にとめないことにした。
「今日はどうやら違うらしい・・・。木の葉へ向かっているのは同じなのだがな」
「はは、何をしでかすやら」
何かをつかんでいるように応酬をするサソリ。その後話すこともなくなったようで、サソリはふっと横から消えた。
ちなみにこの世界にきて移動がとんと楽になった。足はあることにはあるのだが、行きたい場所を頭の中でイメージして気を溜めると、その場所にいける。いわばワープができるようになった。
ただし、下界へは降りてはいけないのだが。
そうこうしている間にサスケは瞬く間に木の葉へ到着した。
「木の葉崩し、か・・・」
気を引き締めて見届けようとした。
どこかで悲しさと嬉しさを感じながら。
「兄さん・・・」
サスケは木の葉の里の近くまでやってきていた。
懐かしい風景が見える。だが、抜け忍となった今、決して簡単には入れないと思っている。
だから。
「変化の術!」
黒目はどうにもならなかったが、黒髪から茶色の毛にすることができた。
もちろん、女性の体に。
子供騙しではあるが、ここでつかまったらつかまったでもういい。
今日は、特別な日だから。命をはってまで成し遂げる意味のあることだから。
「・・・見ててよ、兄さん」
イタチは目を見張った。
「そこは・・・」
変化したサスケが入ったのは、イタチが大好きな団子のある甘栗甘。
生前、木の葉にいたころ通っていた甘味処である。
「三色団子・・・」
サスケは三色団子を4本だけかって、店を出た。
もしかして、と思う頃にはもう里を抜けていた。
サスケの向かう方向は。
イタチと戦った場所。
もうここには二度と来ることはないだろうとは思っていたが、こうしてきた。きてしまった。
「未練がましいかもしれねえけどな・・・」
多少息はあがっている。朝木の葉の里へいき、今はもう日はすっかり落ちてしまった。
もう急ぐ必要もあるまい、とついてから場所に向かうまでは息を整えることもあって歩いてきた。
拙いけれど、作った小さい墓。その近くに腰掛けて、袋をもらったときすべりこませておいたマッチを取り出し火をおこした。
座って息が整うまでの数分、風の音と木が燃える音だけがした。
「へ、兄さん。今日はな」
これをかってきたんだ、と袋をあさり、あける。
ついでにつけてもらった小さい皿の上に2本だけのせて、墓の前へと置く。
「兄さん、誕生日おめでとう。どうせアンタのことだから誕生日とか忘れてるんだろうな」
いいながら恥ずかしくなったのか、耳が紅潮する。
赤さを振り払うように首を左右にふり、あまった2本を自分の皿へと乗せた。
「こんなんですまないけど。誕生日パーティ、ってやつだ」
”いただきます”を久しぶりに言った気がした。
----誕生日おめでとう。
その言葉が届いた瞬間、イタチは思わず立ち上がりかけた。
自分でも忘れていた。自分が生まれた日など。
それを、サスケは今もなお、覚えていてくれたというのか。
暁にいたあの時。木の葉を抜けてからの日々。
毎年、祝ってくれていたとしたら----
イタチは目頭が熱くなった。いてもたってもいられなくなった。
会いたい。
その悲しげに笑う顔をもっと近くで。
黄色と赤色の髪がならんで揺れる。
肩を少し震わせながら。
「アハハ、イタチ今気付いたのか! 遅いなー」
「仕方ないだろ。ここにはカレンダーもねえんだから日付なんてわからねえ」
「まあそりゃそうだな、うん!」
そのとき、二人の顔が一瞬こわばった。
「・・・今日くらい見逃してやろう」
「大罪なんだけどなー。きっとみんな話せばわかってくれるだろうよ、うん」
「帰ってきて痛い目みても助けて・・・」
ん? なんか言ったかい旦那、と聞き返してきたので、なんでもないとはぐらかしておいた。
降りてきた。降りてきて、しまった。
後で何を言われてももうかまわない。サスケの顔を近くで見れるのなら。
こんな、至福の時が他にあろうか。
甘いものが嫌いなのは昔から変わらないようで、そんなに甘くもないがやはり三色団子も笑顔では食えないようだ。
「俺やっぱり2本も食えないから1本あげるよ」
「本当か?」
言ってから口をふさいだ。言うのは意味がないし、ふさぐのはもっと意味がないことだが、反射でしてしまった。
どうせ、聞こえないのにな。
「兄さん」
不意に言われて返事をしそうになった。動揺しているあいだに、サスケが墓の前に座る。
「今聞いてるかわかんないけど。誕生日おめでとう。産まれてきてくれてありがとう。俺の兄さんになってくれてありがとう。見守ってくれると嬉しい」
そういってサスケは両手を合わせて小さく頭を下げた。
頬を水が伝った気がする。
泣いてる。
幽霊でも泣くんだなと思った。
静かに、少し涙声になったけど。
「サスケ、ありがとう」
サスケは顔をあげてあたりを見回した。
今、声がした。かのひとの。小さな、静かな声。
ありがとう、と。
確かに耳に届いた。
今日も今日とて下界の彼を見守り続けている。
やはり、俺が望んだようにはならなかったようだ。しかし、サスケの思うように、一番成したいことをしているのなら俺は応援しようとおもう。だからこうしてずっと見続けている。
あの時もらった団子を時折頬張って。
微笑んで頑張って、というとサスケがかすかに笑った気がした。
生きているときはそんなものは存在しない。そう思っていたのだが意外とあるようだ。
・・・と、いうより現世に何か遺したものがある人が仮として住まうところのようだ。
死んだあの日からずっと下界の彼を見守り続けている。
俺が望んだようにはならなかったようだ。しかし、サスケの思うように、一番成したいことをしているのなら俺は応援しようとおもう。だからこうしてずっと見続けている。
今日も今日とて復讐なのだろうか、と日が昇ったときため息をついたものだが、どうやら違うらしい。
いつものように雲の上から下を透かす様に見ていると、横でふわりと赤毛の彼がきて腰をかけた。
「・・・サソリか」
「よ。今日のお前の可愛い弟はどうだ」
からかうように質問してきたが、気にとめないことにした。
「今日はどうやら違うらしい・・・。木の葉へ向かっているのは同じなのだがな」
「はは、何をしでかすやら」
何かをつかんでいるように応酬をするサソリ。その後話すこともなくなったようで、サソリはふっと横から消えた。
ちなみにこの世界にきて移動がとんと楽になった。足はあることにはあるのだが、行きたい場所を頭の中でイメージして気を溜めると、その場所にいける。いわばワープができるようになった。
ただし、下界へは降りてはいけないのだが。
そうこうしている間にサスケは瞬く間に木の葉へ到着した。
「木の葉崩し、か・・・」
気を引き締めて見届けようとした。
どこかで悲しさと嬉しさを感じながら。
「兄さん・・・」
サスケは木の葉の里の近くまでやってきていた。
懐かしい風景が見える。だが、抜け忍となった今、決して簡単には入れないと思っている。
だから。
「変化の術!」
黒目はどうにもならなかったが、黒髪から茶色の毛にすることができた。
もちろん、女性の体に。
子供騙しではあるが、ここでつかまったらつかまったでもういい。
今日は、特別な日だから。命をはってまで成し遂げる意味のあることだから。
「・・・見ててよ、兄さん」
イタチは目を見張った。
「そこは・・・」
変化したサスケが入ったのは、イタチが大好きな団子のある甘栗甘。
生前、木の葉にいたころ通っていた甘味処である。
「三色団子・・・」
サスケは三色団子を4本だけかって、店を出た。
もしかして、と思う頃にはもう里を抜けていた。
サスケの向かう方向は。
イタチと戦った場所。
もうここには二度と来ることはないだろうとは思っていたが、こうしてきた。きてしまった。
「未練がましいかもしれねえけどな・・・」
多少息はあがっている。朝木の葉の里へいき、今はもう日はすっかり落ちてしまった。
もう急ぐ必要もあるまい、とついてから場所に向かうまでは息を整えることもあって歩いてきた。
拙いけれど、作った小さい墓。その近くに腰掛けて、袋をもらったときすべりこませておいたマッチを取り出し火をおこした。
座って息が整うまでの数分、風の音と木が燃える音だけがした。
「へ、兄さん。今日はな」
これをかってきたんだ、と袋をあさり、あける。
ついでにつけてもらった小さい皿の上に2本だけのせて、墓の前へと置く。
「兄さん、誕生日おめでとう。どうせアンタのことだから誕生日とか忘れてるんだろうな」
いいながら恥ずかしくなったのか、耳が紅潮する。
赤さを振り払うように首を左右にふり、あまった2本を自分の皿へと乗せた。
「こんなんですまないけど。誕生日パーティ、ってやつだ」
”いただきます”を久しぶりに言った気がした。
----誕生日おめでとう。
その言葉が届いた瞬間、イタチは思わず立ち上がりかけた。
自分でも忘れていた。自分が生まれた日など。
それを、サスケは今もなお、覚えていてくれたというのか。
暁にいたあの時。木の葉を抜けてからの日々。
毎年、祝ってくれていたとしたら----
イタチは目頭が熱くなった。いてもたってもいられなくなった。
会いたい。
その悲しげに笑う顔をもっと近くで。
黄色と赤色の髪がならんで揺れる。
肩を少し震わせながら。
「アハハ、イタチ今気付いたのか! 遅いなー」
「仕方ないだろ。ここにはカレンダーもねえんだから日付なんてわからねえ」
「まあそりゃそうだな、うん!」
そのとき、二人の顔が一瞬こわばった。
「・・・今日くらい見逃してやろう」
「大罪なんだけどなー。きっとみんな話せばわかってくれるだろうよ、うん」
「帰ってきて痛い目みても助けて・・・」
ん? なんか言ったかい旦那、と聞き返してきたので、なんでもないとはぐらかしておいた。
降りてきた。降りてきて、しまった。
後で何を言われてももうかまわない。サスケの顔を近くで見れるのなら。
こんな、至福の時が他にあろうか。
甘いものが嫌いなのは昔から変わらないようで、そんなに甘くもないがやはり三色団子も笑顔では食えないようだ。
「俺やっぱり2本も食えないから1本あげるよ」
「本当か?」
言ってから口をふさいだ。言うのは意味がないし、ふさぐのはもっと意味がないことだが、反射でしてしまった。
どうせ、聞こえないのにな。
「兄さん」
不意に言われて返事をしそうになった。動揺しているあいだに、サスケが墓の前に座る。
「今聞いてるかわかんないけど。誕生日おめでとう。産まれてきてくれてありがとう。俺の兄さんになってくれてありがとう。見守ってくれると嬉しい」
そういってサスケは両手を合わせて小さく頭を下げた。
頬を水が伝った気がする。
泣いてる。
幽霊でも泣くんだなと思った。
静かに、少し涙声になったけど。
「サスケ、ありがとう」
サスケは顔をあげてあたりを見回した。
今、声がした。かのひとの。小さな、静かな声。
ありがとう、と。
確かに耳に届いた。
今日も今日とて下界の彼を見守り続けている。
やはり、俺が望んだようにはならなかったようだ。しかし、サスケの思うように、一番成したいことをしているのなら俺は応援しようとおもう。だからこうしてずっと見続けている。
あの時もらった団子を時折頬張って。
微笑んで頑張って、というとサスケがかすかに笑った気がした。
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