つらつらと萌えをぶちまけるためのブログ。ブログ内にある画像、文は転載禁止です。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
二部ナルサスです。
サスケが木の葉にいたら的なナルト誕生日篇です 誕生日おめでとう!!!!!!!!!!!!!!
でもナルトヘタレすぎてびっくりです
最近全然かいてないので元々ない文才が思いっきり殺がれてます
続きからどうぞー
サスケが木の葉にいたら的なナルト誕生日篇です 誕生日おめでとう!!!!!!!!!!!!!!
でもナルトヘタレすぎてびっくりです
最近全然かいてないので元々ない文才が思いっきり殺がれてます
続きからどうぞー
今日は任務で夜中に帰ってきた。
誰も居ない家に帰るのはもう慣れた。子供の頃からの習慣だった。
ただいまと言ってから後悔する。誰かが返してくれるわけでもないのに。
いつもどおり片付けていない自分の家を見て、少しため息をつく。片付けようとしても暇がないってばよ、といいつつやったって誰を呼ぶわけでもないからやらない。たまにカカシ先生が窓からくるが、家には入らないから片付けなくてもいい。
色んな物が散らかっているフローリングを避けながら、自室へと入った。
何も気にすることなく体をベッドに押し付ければ、スプリングが効いてギシ、とないた。
寝返りを打って、天井を見上げながら、ぼうっと考えた。
一緒に、暮らしたいな。
幾度となく考えたが、あいつもあいつなりに考えがあるだろうし、大体男二人で住むなんて。
許しが出る気がしない。結局は意気地なしか。ナルトは一人で嘲笑した。
徐に時計を見た。偶然にも日付が変わるところをみた。
「10月10日・・・」
少し、勇気だしてみっかな。
今日は非番だ。特にやることもないが、家に居たって別にやることがない。
寝てたっていいが、何となく外に出たかった。要は気まぐれだ。
商店街に差し掛かった。あぁ、今日の夕飯何にしようか、とふと思ったところへ、紅梅色の髪が視界に入った。
サクラだった。あちらも気付いたようで、サスケくーん! とこっちへ駆け寄ってきた。
「めずらしいわね。こんなところにいて」
「いや、特に用事はないんだが・・・」
「えっ、じゃあもう用意してあったりするの?」
「何をだ?」
さっぱり状況が分からないという顔をすると、やだ、サスケくんと冗談を制すように言う。
「今日ナルトの誕生日じゃない」
「え」
すっかり忘れていた。
目を見開いて驚けば、サクラがあは、と笑った。
「忘れてたんだ・・・前はウスラトンカチがうるさいからーとか言って一週間前から選んでなかったっけ?」
「今週は・・・忙しかったんだ」
「そっかー。あたしもう決まってるから、じゃあね!」
そういって、サクラは商店街の中に消えた。
サクラには少し嘘をついた。
忘れていたのは事実だが、完璧に忘れたわけじゃなかった。
前のように一週間前にはカレンダーをみて、今年は何をあげるか考えていた。昨日ちょっとした任務があり、少し忘れていた。今日がナルトの誕生日だった。まだ何日かあると思っていた。
ナルトは、何をあげても喜んでくれた。
昔にカップラーメンをプレゼントしたら、ありがとうってばよサスケ!! と抱きついてきた。
以前に思いつかねぇから、と夕飯を作ってやったら、目頭に涙を溜めて食べてくれた。
サスケは昔あげたプレゼントとかぶるのがなんとなく嫌だった。適当だと思われそうで。
別に思われてもいいけど、あいつにだけは、なんとなく嫌だった。
「で、俺が目にはいっちまったってワケか・・・」
いかにもめんどくせーという顔をしている彼を捕まえて、事情を説明して見た。
こういうときの策を練ってくれるかどうかはしらないが、アカデミー時代からナルトと付き合ってるから何かわかるかと考えた。
「何でもいいからねェか」
サスケが少し頼むようにきくと、シカマルはうーんとうなった。
「アイツがほしいもので重複しねェもんだろ・・・?」
難易度たかくねーか、と頭を傾けた。俺こういうの苦手なんだけどよ・・・とひとりごちて。
シカマルは、きっかけはないかと模索していたら、何らかの糸口になりそうな出来事を思い出せた。
「前っつっても一ヶ月前だけどよ。一緒に焼肉食ったんだわ。帰るときに帰りたくねえ、って言ってたぜ」
疑問符を浮かべていたら、後は自分で考えてみなといってそそくさと行ってしまった。
帰りたくない・・・。
帰りたくない・・・?
サスケは商店街を離れて、住宅街へときた。
また日は高く昇っているが、秋らしい陽気ですごしやすい。
いつの間にかきていた、秋。
キンモクセイの匂いが鼻を掠めた。この時期しか嗅げない匂いに囲まれて、サスケは考えた。
ナルトは、家の中で悶々としていた。
勇気だすっていったじゃねえか、俺! でも、断られたら。
もうサスケが好きなことは自覚していた。サスケには伝えていない。
これを逃したら、きっと、伝わることはないんだろうなあ。
コンコン、とドアをノックする音が聞こえた。
ベッドから起きて、誰だってばよ! といえば、あたしよー! とサクラの声がドア越しに聞こえる。
ドアを開ければ、ピンクの布に包まれたものを目の前にだされた。
「ハイ! 誕生日プレゼント。誕生日おめでとう!」
俺ってば幸せ者! と声を明るくして受け取った。
いい食べ物の匂いが漂ってきた。
「アンタラーメンしか食ってないから弁当作ってきてあげたわよ!昼食べてないでしょ? 出来立てだから今食べたほうが美味しいわよ」
「わかったってばよ! ありがとう、サクラちゃん」
「ねぇ、何か悩みでもあるの?」
「えっ」
何で分かったの、と目を見開いて言うと、サクラはぷ、と笑った。
「サスケくんとおんなじ反応するのね。相談のろっか?」
あたしの弁当食べながらでもいいわよ、と言ってくれたが、如何せん自分の部屋は足の踏み場はあるが、サクラを入れられるほど綺麗じゃない。
「別に掃除するわよ? 今日誕生日だから特別にね」
なんか、何でも見透かされてるみたいだ。はは、よろしく頼むってばよと笑ってナルトはサクラを招き入れた。
「へぇー、一緒に住みたい人がいるけど言い出せない・・・かあ」
話を聞きながらそこらかしこの掃除をしているサクラは心の中で、多分その住みたい人ってサスケくんなんだろうなあと思っていた。というか、バレバレなのよ。
「そうなんだってばよ・・・」
もぐもぐと口を動かしながら喋る。行儀は悪いかもしれないけれど、やっぱ誰かいるのはいいなあ。
ごくん、と最後の一口を食べ終え、サクラの言葉を待った。
「あたしはそんな、ナルトらしくないナルトに同居迫られたら断るかな」
きょとんとサクラを見るナルトに、これはあたしの意見だからね、と一言加えた。
「そしたら俺はどうやって言えばいいんだってばよ」
「堂々と、いつもみたいに俺に任せろって胸張って言えばいいのよ」
堂々と。胸を張って。
一つ一つ言葉を噛み砕いて。最後まで言ったときには、ナルトの目はいつもより、青く輝いていた。
「ありがとうサクラちゃん! 俺、なんだか出来そうな気がしてきたってばよ・・・!!」
弁当もありがと! と米粒一つ残さず完食した弁当箱を返すと、サクラは一層嬉しそうに笑った。
サクラが出て行ってから、いつものオレンジと黒の服に着替えた。
まだサスケは家にいるかな。出かけちゃったかもしんねェけど、探せばいい。
木の葉の額宛をポケットにいれて、ナルトは外へ飛び出そうとし、ドアを開けた。
「!?」
偶然か必然か。
探そうとしていた人は既にドアの前にいた。
いきなりの出来事にナルトはテンパった。
「えっ、ええ、サスケェ!?」
「いちゃわりーかよ」
サスケもノックしようとした先に出てきたので、どこかバツが悪そうにしている。
「今日、てめェの誕生日だろ。だから「あーあーそうなんだってばよ!! 俺、サスケに欲しいものがあるっつーか・・・」
正直話を最後まで聞かないところはイラっときたが、本人がほしいものがあるなら好都合だった。
何が欲しいんだよ、と先を促した。
「俺、サスケと一緒に住みてェ!!」
今日はなんか、驚くことばかりな気がする。
「だから、その・・・同居、してくんね? ずっと前から言おうと思ってたんだってば・・・今日、俺の誕生日だからそんくらいの我侭いってもいいかなって・・・」
ああ、帰りたくないってそういうことかよ、シカマル。
「なあ、どう、だってばよ・・・サスケ」
そんな、断ったら泣き出しそうな顔で言うなよ。
「もっと、ずっと、近くにいて欲しいんだってばよ」
最大級の告白を、受けた気がした。
誰も居ない家に帰るのはもう慣れた。子供の頃からの習慣だった。
ただいまと言ってから後悔する。誰かが返してくれるわけでもないのに。
いつもどおり片付けていない自分の家を見て、少しため息をつく。片付けようとしても暇がないってばよ、といいつつやったって誰を呼ぶわけでもないからやらない。たまにカカシ先生が窓からくるが、家には入らないから片付けなくてもいい。
色んな物が散らかっているフローリングを避けながら、自室へと入った。
何も気にすることなく体をベッドに押し付ければ、スプリングが効いてギシ、とないた。
寝返りを打って、天井を見上げながら、ぼうっと考えた。
一緒に、暮らしたいな。
幾度となく考えたが、あいつもあいつなりに考えがあるだろうし、大体男二人で住むなんて。
許しが出る気がしない。結局は意気地なしか。ナルトは一人で嘲笑した。
徐に時計を見た。偶然にも日付が変わるところをみた。
「10月10日・・・」
少し、勇気だしてみっかな。
今日は非番だ。特にやることもないが、家に居たって別にやることがない。
寝てたっていいが、何となく外に出たかった。要は気まぐれだ。
商店街に差し掛かった。あぁ、今日の夕飯何にしようか、とふと思ったところへ、紅梅色の髪が視界に入った。
サクラだった。あちらも気付いたようで、サスケくーん! とこっちへ駆け寄ってきた。
「めずらしいわね。こんなところにいて」
「いや、特に用事はないんだが・・・」
「えっ、じゃあもう用意してあったりするの?」
「何をだ?」
さっぱり状況が分からないという顔をすると、やだ、サスケくんと冗談を制すように言う。
「今日ナルトの誕生日じゃない」
「え」
すっかり忘れていた。
目を見開いて驚けば、サクラがあは、と笑った。
「忘れてたんだ・・・前はウスラトンカチがうるさいからーとか言って一週間前から選んでなかったっけ?」
「今週は・・・忙しかったんだ」
「そっかー。あたしもう決まってるから、じゃあね!」
そういって、サクラは商店街の中に消えた。
サクラには少し嘘をついた。
忘れていたのは事実だが、完璧に忘れたわけじゃなかった。
前のように一週間前にはカレンダーをみて、今年は何をあげるか考えていた。昨日ちょっとした任務があり、少し忘れていた。今日がナルトの誕生日だった。まだ何日かあると思っていた。
ナルトは、何をあげても喜んでくれた。
昔にカップラーメンをプレゼントしたら、ありがとうってばよサスケ!! と抱きついてきた。
以前に思いつかねぇから、と夕飯を作ってやったら、目頭に涙を溜めて食べてくれた。
サスケは昔あげたプレゼントとかぶるのがなんとなく嫌だった。適当だと思われそうで。
別に思われてもいいけど、あいつにだけは、なんとなく嫌だった。
「で、俺が目にはいっちまったってワケか・・・」
いかにもめんどくせーという顔をしている彼を捕まえて、事情を説明して見た。
こういうときの策を練ってくれるかどうかはしらないが、アカデミー時代からナルトと付き合ってるから何かわかるかと考えた。
「何でもいいからねェか」
サスケが少し頼むようにきくと、シカマルはうーんとうなった。
「アイツがほしいもので重複しねェもんだろ・・・?」
難易度たかくねーか、と頭を傾けた。俺こういうの苦手なんだけどよ・・・とひとりごちて。
シカマルは、きっかけはないかと模索していたら、何らかの糸口になりそうな出来事を思い出せた。
「前っつっても一ヶ月前だけどよ。一緒に焼肉食ったんだわ。帰るときに帰りたくねえ、って言ってたぜ」
疑問符を浮かべていたら、後は自分で考えてみなといってそそくさと行ってしまった。
帰りたくない・・・。
帰りたくない・・・?
サスケは商店街を離れて、住宅街へときた。
また日は高く昇っているが、秋らしい陽気ですごしやすい。
いつの間にかきていた、秋。
キンモクセイの匂いが鼻を掠めた。この時期しか嗅げない匂いに囲まれて、サスケは考えた。
ナルトは、家の中で悶々としていた。
勇気だすっていったじゃねえか、俺! でも、断られたら。
もうサスケが好きなことは自覚していた。サスケには伝えていない。
これを逃したら、きっと、伝わることはないんだろうなあ。
コンコン、とドアをノックする音が聞こえた。
ベッドから起きて、誰だってばよ! といえば、あたしよー! とサクラの声がドア越しに聞こえる。
ドアを開ければ、ピンクの布に包まれたものを目の前にだされた。
「ハイ! 誕生日プレゼント。誕生日おめでとう!」
俺ってば幸せ者! と声を明るくして受け取った。
いい食べ物の匂いが漂ってきた。
「アンタラーメンしか食ってないから弁当作ってきてあげたわよ!昼食べてないでしょ? 出来立てだから今食べたほうが美味しいわよ」
「わかったってばよ! ありがとう、サクラちゃん」
「ねぇ、何か悩みでもあるの?」
「えっ」
何で分かったの、と目を見開いて言うと、サクラはぷ、と笑った。
「サスケくんとおんなじ反応するのね。相談のろっか?」
あたしの弁当食べながらでもいいわよ、と言ってくれたが、如何せん自分の部屋は足の踏み場はあるが、サクラを入れられるほど綺麗じゃない。
「別に掃除するわよ? 今日誕生日だから特別にね」
なんか、何でも見透かされてるみたいだ。はは、よろしく頼むってばよと笑ってナルトはサクラを招き入れた。
「へぇー、一緒に住みたい人がいるけど言い出せない・・・かあ」
話を聞きながらそこらかしこの掃除をしているサクラは心の中で、多分その住みたい人ってサスケくんなんだろうなあと思っていた。というか、バレバレなのよ。
「そうなんだってばよ・・・」
もぐもぐと口を動かしながら喋る。行儀は悪いかもしれないけれど、やっぱ誰かいるのはいいなあ。
ごくん、と最後の一口を食べ終え、サクラの言葉を待った。
「あたしはそんな、ナルトらしくないナルトに同居迫られたら断るかな」
きょとんとサクラを見るナルトに、これはあたしの意見だからね、と一言加えた。
「そしたら俺はどうやって言えばいいんだってばよ」
「堂々と、いつもみたいに俺に任せろって胸張って言えばいいのよ」
堂々と。胸を張って。
一つ一つ言葉を噛み砕いて。最後まで言ったときには、ナルトの目はいつもより、青く輝いていた。
「ありがとうサクラちゃん! 俺、なんだか出来そうな気がしてきたってばよ・・・!!」
弁当もありがと! と米粒一つ残さず完食した弁当箱を返すと、サクラは一層嬉しそうに笑った。
サクラが出て行ってから、いつものオレンジと黒の服に着替えた。
まだサスケは家にいるかな。出かけちゃったかもしんねェけど、探せばいい。
木の葉の額宛をポケットにいれて、ナルトは外へ飛び出そうとし、ドアを開けた。
「!?」
偶然か必然か。
探そうとしていた人は既にドアの前にいた。
いきなりの出来事にナルトはテンパった。
「えっ、ええ、サスケェ!?」
「いちゃわりーかよ」
サスケもノックしようとした先に出てきたので、どこかバツが悪そうにしている。
「今日、てめェの誕生日だろ。だから「あーあーそうなんだってばよ!! 俺、サスケに欲しいものがあるっつーか・・・」
正直話を最後まで聞かないところはイラっときたが、本人がほしいものがあるなら好都合だった。
何が欲しいんだよ、と先を促した。
「俺、サスケと一緒に住みてェ!!」
今日はなんか、驚くことばかりな気がする。
「だから、その・・・同居、してくんね? ずっと前から言おうと思ってたんだってば・・・今日、俺の誕生日だからそんくらいの我侭いってもいいかなって・・・」
ああ、帰りたくないってそういうことかよ、シカマル。
「なあ、どう、だってばよ・・・サスケ」
そんな、断ったら泣き出しそうな顔で言うなよ。
「もっと、ずっと、近くにいて欲しいんだってばよ」
最大級の告白を、受けた気がした。
PR
この記事にコメントする