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つらつらと萌えをぶちまけるためのブログ。ブログ内にある画像、文は転載禁止です。
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なるさす小説
大蛇丸アジトから抜け出して里にひょこっとナルトにみにきました。
とりあえず時期的にはナルト達がサソリ、デイダラを倒したころ?
なんか長くなりそうなので分けようとおもいま。

「・・・木の葉の里、か・・・」

高台から火の国の隠れ里、木の葉隠れを見下ろす黒髪の少年。
約二年前に里を抜け出して抜け忍となっていたうちはサスケだった。

里を見る目は二年前より少し鋭く。まだ、彼の兄・・・イタチの敵討ちを考えているからだろうか。
だが、今回は木の葉潰しをしに訪れたわけではない。
二年前、最後に別れた仲間、うずまきナルトを一目見たい、と来たのである。

うずまきナルトとは一応恋人同士という仲ではある。
では何故里を、ナルトを置いて里を抜けてしまったのか。
・・・・・・兄を忘れられなかったのだ。

自分はあれから強くなった。ナルトも多分修行なりして強くなっただろう。
見るのが楽しみなことと同時に、自分を追っている人々に出くわさないかという不安な面もあった。
何はともあれ、サスケは気配を消して木の葉隠れの里へと降りていった。


二年しか経ってないのだから何も変わらないか、といえばそうでもなかったようだ。
時の流れの恐ろしさを知る。
ナルトはどこだろうか。もうあれから中忍になったのだろうか。今は任務でいないのだろうか。
考え出せば止まる気配は微塵もない。だが、会って余韻に浸る余裕も持ち合わせてはいないのだった。
探し始めて早十分。サスケには一時間、いやそれ以上にも思えた。
早く、早く。焦りばかりが募る中、ある一つの場所を思い出した。

一楽・・・ナルトが好きなラーメン屋である。
そこへ行って居ないようであれば諦める。そう決心し、その方向へと歩き出した。


その頃。ナルトは任務から帰り、一人で一楽へと寄っていた。
汁一つ残さない勢いで飲む。その豪快ぷりときたら。
「ぷはぁ! やっぱうめえなぁ!」
満面の笑みを浮かべたあたり、本当に好きだということが伺える。
その顔を見てか、一楽の店主は言う。
「おう! もう一杯食ってくか?」
「んー・・・実は今俺ってば金欠なんだってばよ・・・。でも! 明日はまた来るからな!」
じゃあ! と言って屋台を出た。軽く欠伸をして帰るか、と思った矢先。
「・・・なんか、視線感じるってばよ・・・」
周囲を360度見渡した。そこで、ある人影を見つけたのだ。
ナルトは怪しい、と思い忍具ポケットに手を入れ、クナイを出す準備をした。
しかしそれは不要であった。

何故なら、その人影はナルトの恋人だったからだ。



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